朝の空気がまだひんやりしているうちに、少し遠回りして歩いてみました。 陸橋をくぐり、川沿いを進み、坂をのぼってトンネルへ。 車で通り過ぎるだけの道も、歩いてみると表情がまったく違って見えてきます。 気づけば7kmほどの道のりになりましたが、静かな朝の時間をゆっくり味わえました。
陸橋

川沿いを歩いていると、緑色の鉄橋が静かに立っています。
近づくと、水面に映る鉄骨の影がゆらいでいて、思わず足を止めます。
そのまま陸橋を渡ると、風の向きが変わり、少し遠くまで来た実感がふっと湧きました。
線路沿いを歩く

陸橋を渡ったあとは、そのまま線路沿いの道へ。
草の斜面に黄色い花が揺れていて、電柱の並ぶ静かな道がまっすぐ続いていました。
遠くで電車の音がかすかに響き、歩く速度に合わせて景色がゆっくり変わっていきます。
セメント工場を眺めて

線路沿いの道を抜けると、港の向こうに大きなセメント工場が見えてきました。
白い煙がゆっくり空へ伸び、停まっている船と重なる景色が静かに広がっています。
働く場所の気配と、港の落ち着いた空気が混ざり合うこの眺めは、歩いてきた距離をふっと実感させてくれますね。
国道217号を歩く

海沿いの道に出ると、国道217号がゆるやかに湾に沿って伸びていました。 並木の影と静かな水面が並んで見えて、車の音もどこか遠くに感じます。 町の外れへ向かうこの道は、歩くほどに景色が開けていき、足取りも少し軽くなりました。
途中で手を合わせました。

草の匂いに包まれた静かな場所で、足を止めてそっと手を合わせます。
遠くまで歩く日の、こうした一瞬の静けさが心に残ります。
下をくぐりました。

川沿いをあるきます。

水の音に足取りがゆるみ、遠くまで歩いてきた実感がふっと落ち着きます。
知っている景色でも、こうして寄り道すると少し違って見えるものです。
坂道をあるく

息が少し上がりながらも、歩幅を整えて一歩ずつ。
知っている道でも、坂をのぼると気持ちがまた切り替わっていきます。
トンネル入り口

ひんやりした空気に包まれ、足音だけが前へ伸びていきます。
遠くまで歩く日の、ひとつの区切りのように感じました。
トンネル中あるく

足音だけが静かに響き、まっすぐ続く道に気持ちが落ち着いていきます。
長い道のりの途中で、こういう涼しさに出会えるのは少しうれしいものです。

おそらく7kmほど、止まったり風景を見たり時間にして1時間20分。
車で通り過ぎるだけでは気づかない匂いや音に触れながら歩く朝は、やっぱり特別です。遠回りした分だけ、気持ちもゆっくり整っていきました。さあ今日もスタートです。読んでいただきありがとうございました。